令和3年度 新任校長着任のご挨拶

 東京都立昭和高等学校長として着任いたしました安部卓郎です。同窓会会員の皆様におかれましては、母校の教育活動に格別のご理解・ご支援を賜り、厚く御礼を申し上げます。また、昨年度に引き続き、今年度もcovid-19の感染予防に腐心する毎日です。一連の対応の影響もあって、本校同窓会会員の皆様へのご挨拶が遅れてしまいました。平にご容赦くださるよう、お願い申し上げます。

 さて、前任は都立駒場高等学校でしたが、入都以来、青梅線沿線の高校を含めて大半は多摩地区の学校での勤務だったので、本校への赴任に何やら不思議な縁を感じております。

 本校はここ数年の国公立大学・難関私立大学合格に向けた組織的な進学指導を推進しており、現在、東京都教育委員会は本校を進学指導重点校等に次ぐ進学校である「アドバンス校」に指定しております。また硬式野球部およびソフトテニス部については同様に「スポーツ特別強化校」に指定する等、授業に軸足を置きながら、学校行事、部活動等も重視する全人教育・教養主義を実践するとともに、多岐にわたる成果が得られております。

 今後も引き続き感染症予防対策を適切に行うことにより生徒・教職員の健康確保に取り組みつつ、オンライン学習の充実、第2回となる大学入学共通テスト等の高大接続改革(大学入試)への対応、令和4年度実施の新学習指導要領に準拠した教科指導への円滑な移行等々について、全校一丸となって推進してまいります。

 皆様におかれましては今後も本校へのご理解・ご支援を何卒よろしくお願いいたします。